2022年05月28日
★「その女アレックス」(ピエール・ルメートル)
●外国の小説は、比較的苦手だけど、この作品は二転三転する展開に先が気になって最後まで読めた。(登場人物の名前が覚えにくいし、地名とか商品名がイメージできない)
事件を担当する警察の担当がチビ(145cm!?)で、部下二人も富豪とケチな男というメリハリがあってすぐに覚えられた。
●この邦題は素晴らしいな。内容をよく現していると思う。
主人公の若い女性(美人らしい)の名前だけど
、いきなり誘拐監禁されて狭い檻に閉じ込められて酷い目に遭う。
可愛そうに思うんだけど、「その女」というからには何か事情があるんだろうと予想して先に進む。
●犯人が判明し警察が追い詰めるけど、まさかの展開で監禁場所が分からない。
アレックスさんが心配になるけど、どうにか自力で脱出して事件解決かと思わせておいて…。
●自由の身になったアレックスの行動に、今度はなんて酷い事をする女なんだと、前半に同情した事を悔やむ。(あまりにも残忍な犯行を繰り返すので…)
●ところが、最後は彼女の幼い頃の話が分かってくると、不憫に思って悲しくなってくる。
たまには、外国の小説もいいもんだと思わせる作品だった。
Posted by アラクローズ2 at 08:11│Comments(2)
│本を読んだ後の感想でも
この記事へのコメント
「その女アレックス」・・・メモします。
僕の住んでる処は 田舎町で 馴染みの本屋は
午後四時に開くのだけど 注文します (*^-^*)
僕の住んでる処は 田舎町で 馴染みの本屋は
午後四時に開くのだけど 注文します (*^-^*)
Posted by 湖畔のベンチで at 2022年05月28日 11:33
こんにちは、湖畔のベンチで さん。
ミステリー好きの方には、楽しめる作品ではないでしょうか。。◕‿◕。
ミステリー好きの方には、楽しめる作品ではないでしょうか。。◕‿◕。
Posted by アラクローズ2 at 2022年05月29日 12:21