2022年03月21日
★「夏と花火と私の死体」(乙一)
●まとめて買ったミステリー小説(古本)の中の一冊。
最近は電子書籍を読むことが増えたけど、本物の本の良さもあるので(読んだあとに図書館に寄贈できるとか…)、ネット上のランキングを参考に選書した。
●乙一さんの本は過去に何冊か読んだ事があって、比較的好きな作家さんだけど、この本は彼が16歳の時に執筆したデビュー作!!と知って、興味があったので読んでみた。
●短編が2作品あったけれど、どちらも最後にゾクッとさせられる素晴らしい内容だった。
●同級生に神社の高台から突き落とされて死亡した小学生の死体が語り部(神視点?)となって物語が進む。
この死体を見つからないよう隠そうとする殺人犯の兄妹が、あちこち場所を移す過程が描かれる。
●死体はたぶんあそこに隠すんだろうなと読者に思わせておいての、予想外の結末に驚かされて読み終えた。
(過去の読書記録)
https://arakuro.ti-da.net/c124686.html
Posted by アラクローズ2 at 08:41│Comments(0)
│本を読んだ後の感想でも