★「我らが隣人の犯罪」(宮部みゆき)
●大御所作家さんの短編集。
シリアスな内容ではなく、ほっこりさせられる話が多かったような気がする。
●表題作の「我らが隣人の犯罪」は、小中学生の兄妹が、叔父さんの協力を得て、隣人の罪を暴く。
連棟式?建物の屋根裏が繋がっている構造を利用したトリック。
●「この子誰の子」
以前に読んでいるけど再読。
ほっこりさせられるラストは読後感がいいですね。
●大雨の夜、1人留守番をしていた中学男子の家に、赤ちゃんを連れた女性が押しかけてくる。
この子の父親は、あなたのお父さんだと言う。つまり赤ちゃんは、血の繋がった妹だと。
●その可能性がない事を知っている?彼は、なぜ女性がそんな事を言うのか不思議に思う。
予想外の展開だけど、ええ話だった。
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