★「書くインタビュー4」(佐藤正午)
●クセになる作家さんのシリーズ物4作目。
直木賞受賞作「月の満ち欠け」を読んだときには、それほど面白いとは思わなくて(失礼)、最近映画化もされた「鳩の撃退法」(ハトゲキ?)を読んだあたりから夢中になって、
佐藤さんの作品はほぼ全て読んだ。
●こんなふざけた感じの(失礼)、作家と編集者(実在?)とのメールのやり取りを読ませる本なのに、こんなに続くというのは人気があるんだろう。
●表紙にもあるように直木賞受賞に関する裏話やら、相変わらずズボラな(長崎の言葉で「ずんだれ」?)作家活動の日々、を面白可笑しく描いている。
●一作目でいきなりインタビューアーが辞めて代わったけど、今回も担当者がやむを得ない事情で聞き手交代となる。
●トイレを掃除するのが面倒(ずんだれ?)なので、座って用を足す習慣が書かれていたけど、自分も普段からカミさんにしつこく言われているので、そろそろ改めようかなとも思う。
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